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結論!!やっぱり近所の学校

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<結論!!やっぱり近所の学校!?>

小学校選び・・・本当に悩みました。

近所の学校は、中身的には魅力的な学校でしたが、
どうしても単学級だということが気になります。

学校で、メンタルケアの仕事をしている心理学者の人にも相談しましたが、
やはり、単級の場合は、

ある一定の人間関係で落ち着いてしまうために、

いろんな人と出会って、
付き合い方のパターンをまなび、
距離のとり方を覚えていく
ソシオスキルトレーニングができにくく、

知らないものへの不信感をまねきやすく、
人見知り、偏見をもちやすい・・・などの弊害がある・・・

といわれました。

そして、その方がかかわっている学校の校長たちの意見としては、

児童数が少ないと、PTAとのからみが難しく、
教師一人一人の負担がきつくなり・・・
教師が疲れてしまうので、学校としても、単学級はやりにくい
といっておられたとか・・・

子供たちが意固地になりやすいんだよね・・・

とも言っておられたそうです。

学校としては、3学級あることが一番望ましい・・・ということ。

単学級のこどもには、将来ひきこもりがおこりやすい・・・とも。

でも、自分の体験からいって、
小学校時代に、大勢の友達とかかわったか?
といえば、記憶に残る友達は、数人でしかなく、
いろんな人がいたことから、何かをまなびとったか??
というポイントについては、
まったく覚えがない・・・
ということを思うと、
心理学の先生のおっしゃるところの、大勢の中での学び・・・
というのは、もう少し大きくなった段階でのことなのではないか・・・
と思えたし、

外の人に対する偏見云々というのも、
この学校の児童たちは、人懐っこく、部外者に対しても興味を示している
現状を見る限り、机上の理論としか思えません。

私の私見のみではなく、他のママの意見も、
似たようなかんじで、単学級=偏りがある・・・みたいなことはないのでは??
という結論に達しました。

その学校の温室で育って、中学にいって、急に大勢の中に放り出されて面食らう・・・
というのも、周辺の中学校ではせいぜい、3クラスくらいしかいない・・・
ということで、あまり心配はいらないのでは??ということになりました。

確かに、ふたを開けてみたら10名でした・・・みたいなことになると、
子供たちの間で序列ができあがってしまって、
なかなかそれを崩せないようなこともおきてしまうかもしれませんが、

学区内の対象児童が39名くらいはいるそうなので、
半分受験したり、隣接学区に行ってしまったとしても、
うちのように、隣接学区から、入ってくる人もいるわけですから、
20名以上にはなるでしょう。

人数が少ない・・・ということよりも、

他の魅力のほうが勝るように思います。

遠いほうの学校は、
英語がないこと、音楽などの専科が4年生以降になること、
算数の分割もないこと、人数が多いがゆえに、
パソコンや楽器が一人一台使えない・・・というソフト面に加え、

通学路に、横断歩道がないのに、交通量の多い道路が案外多いことも、
ひっかかるポイントとなり、

あきらめることにしました。

通学時間の20分というのは、学区が広いこの学校にとっては、
特別に遠い・・・ということではないそうなのですが、
雨の日も風の日も雪の日もあるわけで・・・

暗くなると視力や視野がおちる1号にとって、
雨の日の傘をさしての通学は、やはり心配です。
通学時間は短いに越したことはないでしょう。


最初、当たり前のように近所の学校へやろうとしていた私でしたが、
遠いほうの学校に出会ったことで、
小学校について、本当に真剣に考えることができ、
よかったと思います。

行ったら行ったで、いろいろ問題も出てくるでしょうし、
少人数ゆえのいろいろな難しさもあるでしょう。
親の出番も人数が少ないがゆえに、多くなることでしょう。
やっぱりとなりの「学習院」に行けばよかった・・・と思うかもしれません。
でも、これだけ考えて選んだので、
選択に後悔しないことと思います。

なんてね~

これだけ、悩んで学校選んだのに、4月転勤なんてことになったりして・・・


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